
南部の魅力
ホーチミン
観光スポット

メコン川
ホーチミンから車で約2時間、美しい田園風景を抜けた郊外には、母なる大河メコン川の恵みと豊穣がもたらすメコンデルタが広がります。インドシナの豊穣と文化をつないできた悠久の大河の流れに身を任せ、南国の豊かな自然と文化を感じることができます。全長4000km、はるかチベットを源流に持つメコン川が長い旅路の末にたどり着くのがベトナム南部。この地域を流れる頃には、川幅はなんと3kmにも及び、縦横に支流を延ばす大河となります。

サイゴン大教会
サイゴン大教会は、フランス植民地時代の19世紀末に建てられたレンガ造りのカトリック教会で、ホーチミンを象徴する歴史的建造物です。フランス人がミサを行う場所として、建築家ジュール・ブラール氏によって設計されました。
サイゴン大教会の特徴的な2つの尖塔は、高さ約60mにも及び、教会完成後に増築されたと言われています。教会の前に建つ聖母マリア像は、1959年に設置されました。
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サイゴン中央郵便局
世界で最も美しいとまで言われる「サイゴン中央郵便局(Saigon Central Post Office)」は、19世紀末のフランス統治時代に建築されています。
フランスの統治は東南アジアで広く行われましたが、ベトナムについては1883年と1884年のフエ条約により保護国化しています。しかしフランスの行為を認めない清との間で清仏戦争が起こるのです。戦争に勝ったフランスは1887年に、ベトナムを正式に植民地としました。

ベンタイン市場
べンタイン市場とは、 ベトナム・ホーチミンの中心部1区ベンタイン区レロイ通りに位置するホーチミン最大級のマーケット です。1ブロック分で約10,000㎡もの広さを誇る市場には約2,000軒ものショップが集まり、ところ狭しと並んでいます。朝は午前4時から夜は午後7時ごろまで営業しており、地元の人々の食料調達や旅行者のお土産探しの場として多くの人々の活気で賑わう場所なのです。営業後の夜は深夜0時ごろまで市場の外でナイトマーケットを楽しむことができます。

クチトンネル
「クチトンネル」は、リゾートエリアとはちょっと違った体験ができるスポットです。ベトナム戦争時にゲリラ戦の根拠地として使用されたトンネルであり、現在は戦争史跡公園として残されています。
クチトンネル周辺には戦争記念公園もあり、米越両軍の使用した銃器や罠(ブービートラップ)など、さまざまな兵器を見学できる貴重な施設です。

戦争証跡博物館
この博物館の初期バージョンはホーチミン市政府が管理し、1975年 9月4日にオープンしました。第一次インドシナ戦争とベトナム戦争に関する展示物が展示されています。ベトナム戦争証跡博物館は現在、ベトナムで最も有名な博物館の1つであり、毎年約50万人の訪問者が訪れます。
多くの観光客、特に西側諸国からの観光客が、現代世界の歴史において重大な政治的影響を及ぼした戦争であるベトナム戦争について学ぶためにこの博物館を訪れます。

サイゴンオペラハウス
ベトナム・ホーチミンには、フランス統治時代に建てられたコンサートホール「サイゴンオペラハウス」があります。
細かな装飾が施された美しい外観と、シャンデリア が織り成す優雅でハイセンスな内装は、数々の来場者たちを魅了!本場フランスのオペラ座にも引けを取らない美しさがあります。
フランス統治時代真っ只中の1897~1899年、フランス人建築家であるウジェーヌ・フェレ(Eugene Ferret)によって建てられたこのコロニアル様式のオペラ座は、フランス・パリのオペラ座「ガルニエ」に似せて造られたと言われる美しいファサードが特徴的です。

ブイビエン通り
ブイビエン通り=ナイトスポットというだけあって、夜に開店するお店がたくさんあります。飲食店はローカルフードの屋台から多国籍のレストランまで幅広いのもブイビエン通りの特徴。バーが何件もあるので、お酒を飲むにもおすすめの場所です。

統一会堂
ホーチミン観光の目玉の一つ、それが「統一会堂」です。南ベトナム時代の旧大統領官邸であり市内のほぼ中央に位置。ベトナム戦争では北ベトナム軍が1975年4月30日に 侵攻しサイゴンは陥落、ベトナム戦争は終結しました。
内部の美しい装飾と見事な調度品、そして地下には通信機器が今でも残されており、屋外には戦争終結時に突入したという戦車も。見どころが多く必見の場です。

ドンコイ通り
ホーチミンが初めてという方は、このドンコイ通り周辺散策、そして、プチパリ香るフランス風の建築物を歩いて回れる観光スポット巡り、ショッピングはベンタン市場というのが定番です。その起点ドンコイ通りは、カフェにレストラン、お土産物を扱う商店に両替所まで揃っているんです。更に、歩き疲れたらスパやマッサージも楽しむことが出来ます。